今に続く財閥 「三菱の創造者・岩崎弥太郎」「日本経済の父・渋沢栄一」


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閲覧いただきありがとうございます。
本書は2024年に新たな一万円札の顔となる渋沢栄一と、三菱の創造者である岩崎弥太郎を横断整理した一冊となっています。
日本経済の流れに触れる機会に、是非いかがでしょうか。



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　▼▼▼▼　あらすじ　▼▼▼▼

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三菱地所、住友不動産、三井生命(現・大樹生命)。
毎日日本全国どこにいても目にして耳にする「三菱」「三井」「住友」の文字。
あらゆる産業を網羅したグループ会社を形成するこれらの巨大企業体は、どれも戦前は「財閥」と呼ばれる血縁で結ばれた一族が支配する企業集団であった。

戦後、アメリカからの要求で日本から失われたはずの財閥が70年以上を経てなお、日本の産業と経済の屋台骨を支えている。
それは何故なのか。
日本経済を、引いては日本を支え回し続ける財閥を改めて紐解いていく。


そして財閥を語る上で不可欠な2人の人物、岩崎弥太郎と渋沢栄一の半生を追う。
人の才を認め信頼し、皆で知恵を出し合うことを良しとした渋沢栄一。
己の才覚と運を持って全てを切り拓いてきたワンマン経営者の岩崎弥太郎。
2人は真逆の考えを持っていながらも、敗戦国となった日本を欧州列強に飲み込ませないよう産業と経済の強さを求め続け、生まれたばかりの「戦後日本」を資本主義社会の優等生たらしめた。

その根幹は何だったのか、何が2人を経済の道へ進ませたのか。
岩崎弥太郎と渋沢栄一の幸運と挫折と何よりも日本の未来への情熱に彩られた人生に迫るーー。 ©SOJIRO