奴隷から首相へ『 日本経済を救った天才、高橋是清 』


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閲覧いただきありがとうございます。
本書は明治から昭和にかけて、日本を三度救った経済の天才・高橋是清を横断整理した一冊となっています。
日本経済の流れに触れる機会に、是非いかがでしょうか。



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　▼▼▼▼　あらすじ　▼▼▼▼

明治から昭和にかけて、日本を三度救った経済の天才・高橋是清。
日銀総裁、総理大臣、大蔵大臣、初代農林大臣、初代商工大臣など転々と渡り歩き、
他の総理大臣からの信任も厚かった昭和の奇才である彼の始まりは、なんと「アメリカ人の奴隷生活」であった――。


・契約書が読めずにうっかり奴隷契約
・三度の詐欺にひっかかり破産
・転んでもただでは起きない人脈を掴む“人たらし”
・誰もが諦めた日露戦争の戦費調達
・「高橋しかない」…昭和金融恐慌鎮静化のための臨時蔵相
・高橋是清最後の大仕事“未曾有の世界恐慌から日本を最速で立て直す


高橋是清の半生を知ることで、彼が奇策とも呼ぶべき政策をいかに緻密な計算の上断行できたかが分かる。
天性の人たらしの才に加え、その他に類を見ない経験が常人をよせつけない度胸をも育てたのだろう。
また、彼の生涯を知ると、「無駄な出会いはない」という1つの真実も見えてくる。
昭和の奇才・高橋是清を読み解くことは、歴史を学ぶことに留まらない。
彼の政策基盤を知ることで、現在の経済政策を分析する上での材料の1つになる。 ©SOJIRO